外傷のない後遺症

怪我をしてしまった場合には治療を行うことになります。
転んでひざを擦り剥いてしまった時には消毒をして絆創膏を貼るだけですので、個人でも治療をすることが可能ですが、骨折などのより複雑な怪我をした場合には、医者に診てもらって治療を進める必要があります。

その理由の一因は後遺症にあります。
個人で間違った治療をしてしまうと、その後機能が不全の状態に陥ってしまうこともありますので、専門家が治療をした方が安全なのです。
後遺症は、怪我に限ったことではありません。
大病を患ってしまった場合には、治療の仕方次第ではたとえ病気が治ったとしても後遺症が残ってしまうケースがあります。
怪我の後遺症の場合には外傷がない後遺症となりますが、病気の場合には外傷がありませんので、気付きにくいという特徴があります。

中でも脳梗塞は特に外傷の無い後遺症が残りやすい病気です。
脳梗塞によって脳のどの部分が壊死してしまうかによって後遺症は変化しますが、もしも視覚中枢がこの病気によってやられてしまった場合には、失明や視力の低下などの視覚障害になりますし、言語中枢を害してしまった場合には言語障害になることもあります。
脳梗塞の後に半身不随の後遺症が残ってしまったなどという話は脳梗塞の後遺症としてよく聞く話です。

このように外傷が無くても後遺症が発生してしまうケースはありますので、怪我をした後や病気をした後に、体に何か違和感がある場合には、早めに病院へ行って医師の指示に従うようにしましょう。
重傷化してからでは手遅れです。